個展のお知らせ、2013年6月3日から

個展のお知らせ

下記のように個展を開催いたします。
お忙しいかと存じますが、ご高覧頂ければ幸いに思います。


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坂田峰夫展
Photographs

2013年東京写真月間関連企画

会場;
MUSÉE F(ミュゼエフ/表参道画廊)
渋谷区神宮前4-17-3アークアトリウムB02
03-5775-2469

Yahoo地図
http://yahoo.jp/92qF8u


会期;
2013年6月3日(月)から6月8日(土)
12:00から19:00(ただし最終日17:00まで)

展示内容;
写真作品の展示とその他の小道具
会期中にイベントがあります。

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MUSÉE F個展開催中の下記スケジュールで
アトリエ/ギャラリー【studio/gallery】というパフォーマンスを行います。
在廊中の作家が展示中のギャラリー内で不定期に「何か」しています。

6月03日(月)12:00〜19:00、 夕方よりオープニングパーティー
6月04日(火)14:00〜19:00
6月05日(水)16:30〜19:00
6月06日(木)不在
6月07日(金)12:00〜19:00
6月08日(土)12:00〜17:00、 以降搬出


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パフォーマンスについて


アトリエ/ギャラリー【studio/gallery】

「アトリエ/ギャラリー」と題されたパフォーマンスは、未完成の作品がこの場の力で完結するということではありません。
ましてや、仕組まれた不自然なプレゼンテーション[インスタレーション]が、その行為や関係性といった要素を、特別なアートであるかのように強調する、ある種の共有を強要することでもありません。

一般にギャラリーでは、準備した作品の中から幾つかを厳選し、よそ行きに着飾り、お客様をお迎えします。ごく自然な「流れ」として。
アトリエは作業場です。見せるこのとのない残骸や、作らなかったものがそこにあります。たわい無い日用品に囲まれ、時を過ごしています。

ここは本当のアトリエではありません。ですが「アトリエ」とする事で、いわゆるフォーマルでない作品や、見えなくなってしまった作品に触れる事が出来るかもしれません。

「アトリエ/ギャラリー」は、未完成を演出した空間と額装した数点の作品、変化し続ける展示と作家が思考している時間と迷い、ギャラリーと日常の曖昧さをもって「鑑賞について/展示について」振り返る試みです。



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展示作品について


Photograph

私にとっての写真は、物語を演出する手段ではなく、光を感受するという特別な魅力を通して、関わる世界の別の見え方を再認識する装置/もう一つの視覚のようなものである。
光は、様々なものとの距離や関係を気付かせてくれる。花や風景などのありふれたモチーフの中にある、光そのものがみせるひそやかな振舞いに注意し、見過ごしそうな関係を体現したい。
写真的なドラマチックな現象をそのまま表現するのではなく、見えることの為の光の、見えない光の粒子を拾い集めるような、、或いは、呼吸によって自らの内と外を確認するかのように、光と私の関係は、私にとって、写真であること以上に大切なことである。


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